宮崎牛
戦後発展した銘柄牛
主な産地:宮崎県
馬の飼育が主流だった宮崎県では、戦後急速に牛の飼育頭数が増えました。
県独自の交配で、優秀な種雄牛に育種改良し、関係機関の努力の末、現在の宮崎牛へと発展しました。
「県内種雄牛、もしくは家畜改良のため指定された種雄牛を一代祖にもつもの」というブランドの条件にある通り、血統へのこだわりも、おいしさの秘密です。
「和牛オリンピック」での輝かしい成績
5年に1度開かれる、「和牛オリンピック」こと全国和牛能力共進会で、第9・10・11・12回4大会連続内閣総理大臣賞を受賞しているのは、宮崎牛だけです。 全国の和牛が集まって競う品評会で、その品質が高く評価されているのです。
温暖な気候でストレスなく育つ牛
太平洋に面した宮崎は、温暖な気候と自然に恵まれた地域です。 この自然環境の中で、質の良い餌を食べ、大切に育てられた牛は、質の良い霜降りで、臭みの少ない肉となります。 甘みと芳醇な香りは、この質の良い脂のなせるわざと言えます。